儲け主義の弁護士
弁護士の数が増えた結果、裁判にならないような事件を無理やり裁判にして、着手金や成功報酬を受け取る弁護士がいるようです。
「話し合いで解決できることを、わざわざ裁判にしている例もあるのではないか」と弁護士。職場の上司と何回かメールをした妻に、夫が慰謝料を請求する。そんなケースもあるそうだが「私なら『そもそも裁判になりませんよ』と依頼者を説得します」。
毎日新聞より引用
いわゆる儲け主義の弁護士ですね。
弁護士の数が増えた結果、我々としては、選択肢は増えました。
しかし、本来は弁護士になるような能力がない人が弁護士になっていたり、悪徳弁護士、費用が高い弁護士が増えたという可能性もあります。
弁護士に頼む際には、自分に都合の良いことを言ってくれる弁護士を探すのではなく、本当に自分のためを思ってアドバイスしてくれる人を選ぶべきです。
記事にあるような事件では、裁判をけしかけるよりも、裁判は難しいとはっきり言ってくれる人の方が信頼できるでしょう。
上記の事件では裁判をやっても、おそらく勝てないのでしょうが、着手金も時間も取られて結局損をするということになるわけです。
結局、良い弁護士を選ぶには、複数の弁護士を比較検討するしかなさそうです。