破産・借金問題

自己破産過払い・任意整理個人再生、といった業務は定型的な処理がほとんどです。
実際に、多くの法律事務所では、業務のほとんどを弁護士ではなく事務員がおこなっています。そしてそれで問題もありません。債務整理は弁護士が全て担当したから結果が変わるというものではないのです。
これは他の離婚や刑事の分野と決定的に異なる点ですので、よく覚えておいてください。

したがって、破産や債務整理事件を依頼する場合にはとにかく、費用の安いところを探すのが大切です。
大手の法律事務所だと安心だと思うかもしれませんが、全く関係ありません。大手で大量の案件を効率的に処理して価格を下げることに成功している事務所であれば良いのですが、多額の広告費用を打って相場より高い価格設定をしている事務所も少なくありません。

大手事務所の弁護士費用

まず2011年11月現在の大手2事務所の弁護士費用(破産と任意整理)をここに掲載してみましょう。

ITJ
上原美優やカバライオンなどTVCMを大々的に展開している事務所。
同時廃止破産
着手金(契約時に発生)       52,150円
申立報酬金(自己破産申立時に発生) 52,150円
免責報酬金(免責決定時に発生)   52,150円

任意整理
着手金(契約時に発生)
1社 14,800円
和解報酬金(和解成立時に発生)
1社 19,800円
減額報酬金
債権者主張の債権額と和解金額との差額の10.5%相当額を加算
過払金報酬金
交渉により過払金を回収したときは過払い金の21%相当額を加算
訴訟により過払金を回収したときは過払い金の25%相当額を加算

アディーレ
行列のできる法律相談所などに出演歴のある石丸弁護士が代表の事務所。
同時廃止破産
28.35万円(税込)

任意整理
着手金(契約時に発生)
1社 4万2000円
減額報酬金
債権者主張の債権額と和解金額との差額の10.5%相当額を加算
過払金報酬金
交渉により過払金を回収したときは過払い金の21%相当額を加算
訴訟により過払金を回収したときは過払い金の26.25%相当額を加算

このように同じ破産や任意整理であっても費用は大きく違います
そして、大手ではない通常の法律事務所では、これら2大事務所よりもかなり安いところや高いところがあります。
法律事務所を探す最初のちょっとした手間で、あなたが支払う金額は大きく変わるのです。今はHPで費用を公開している事務所や広告を打っている事務所も沢山あります。一つでも多くの法律事務所を見た上で、依頼する弁護士を決めましょう。

弁護士増員の影響もあってか、破産をはじめとする債務整理の弁護士費用は首都圏ではだいぶ安くなってきました。
私のリサーチしたところ、司法書士の事務所で過払い9パーセントのところを見つけましたが、条件つきで、正確には15パーセントでした。

条件つきの報酬体系には要注意です。
また債務整理案件は基本的に司法書士に頼むべきではありません。

なぜなら、司法書士には裁判所での代理権が簡易裁判所にしかなく140万円をこえる訴訟はできないからです。すると本当は140万円以上過払いが取れるはずなのに司法書士が勝手に140万円以内で和解するということも十分に考えられます。これでは大きく損をします。

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