不倫の示談交渉
日本では、不倫をすることは、不法行為になります。
夫が女性と不倫をした場合、妻は、夫とその女性に対し、慰謝料を請求することができます。
同様に妻が男性と不倫をした場合も、夫が妻とその男性に対し、慰謝料請求することができます。
示談交渉とは
不倫が発覚したからと言って、黙っていても、慰謝料は振り込まれません。
相手に請求することが必要です。
自分で請求するか、弁護士に依頼するかということになります。
そして、請求しても、相手がすぐに振り込んでくることは少ないでしょう。
金額をいくらにするかなどの、条件を話し合っていくことになります。
示談交渉の弁護士費用
示談交渉の着手金の相場は5万円〜30万円と幅広くなっています。
成功報酬は、概ね10%〜20%程度ですが、中には30%も取る事務所もあります。
着手金が高い事務所は成功報酬は低め、着手金が低めの事務所は成功報酬が高めとなっています。
また、着手金や成功報酬が安い事務所は、その他の実費、たとえばコピー代が1枚20円とか交通費がグリーン料金で請求するというように、そちらで儲けるシステムになっているようです。
慰謝料の相場
不倫の慰謝料がどれくらいになるかは、相場によって変わりますが、概ね50万円〜500万円です。
50万円だと、弁護士費用の方が高いということにもなりかねません。
慰謝料と弁護士費用のバランスをよく考える必要があるでしょう。